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募集要項

募集科目
産業医
(救急、総合診療、麻酔、産婦人科、消化器内科などのバックグラウンドのある方は是非!)
勤務日数
月~金の週5日
(土曜日の半日健診を担当した週は振替休日あり)、研究日週1日あり(要相談)
給与(年収)
※当直手当等をのぞく
目安
3年目:720万円
5年目:900万円
10年目:1,068~1,200万円(資格による)
担当企業
5〜8社/研修中の医師の一人あたり
当直
月1-2回(手当 4~10万円/回)
・原則月1回は担当していただきます。
・手当は連携する実施施設による
休暇、福利厚生
休日・休暇:日曜日、祝祭日、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇等
通勤手当:最高 24,700円
退職金:有(3年以上の勤務)
学会手当:有(出張扱い・費用等負担規定により)
施設内保育所あり(要相談)
住宅や転居手当
住宅手当:55,000円
転居手当:応相談
施設名
神栖産業医トレーニングセンター
Kamisu Occupational Health Physician Training Center (KOHP-TC)
住所
〒314-0134 茨城県神栖市賀2148
電話
0299-93-1779
医師数
11名(内 社会医学系専攻医 8名)
産業医資格取得者数
4名
産業医契約企業数
およそ85社
指定医療
社会医学系専門医研修プログラム基幹施設、日本産業衛生学会専門医研修施設、専門的産業医実地研修施設
健康診断受診者数
およそ4万人
取得可能な専門医資格
社会医学系専門医、日本産業衛生学会専門医、日本在宅医療連合学会専門医
基幹施設
神栖産業医トレーニングセンター
Kamisu Occupational Health Physician Training Center (KOHP-TC)
プログラム名
鹿島臨海地域社会学系専門医プログラム
診療領域
社会医学、産業医
研修の特徴
症例数が多い、地域医療 コモンディジーズ
指導体制
マンツーマン指導、屋根瓦方式
設備環境
施設設備が充実、女性医師サポート有、産休育休取得者有、いろんな大学から集まる、ON・OFFがハッキリ、福利厚生が充実
研修の特徴・特色
産業医を中心に、コモンディジーズ、地域医療にも関われます。
事後措置(保健指導)、メンタルヘルス、外傷(労災)など多数の症例のほか、研究日を利用した社会人大学院通学もできます。
総合病院の付帯施設なので、企業の福利厚生が利用できます(住宅手当、保育所、各種補助金など)。

その他、筑波大学の社会医学系専門医研修いばらき・つくばプログラム、産業医科大学の産業医科大学社会医学系専門医研修プログラムの専門連携研修施設になっています。

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研修中の産業医からのメッセージ

産業医

大野 吉史

資格・認定医学博士

産業医を目指す方に自信をもって
勧められる、優れた研修環境です。

医学部(千葉大学)に進学した当初は、「産業医って何だろう?」という程度の認識でしたが、4年次に衛生学の講義を受けてから産業医のことを知りたいと思うようになり、6年次には産業医の勉強会に参加するほど強い興味を持ちました。
産業医を目指すため、「社会医学系専門医」を取得するに相応しい研修の場はどこなのか、初期研修後の進路を千葉大学の衛生学の教授に相談すると、当時、日本製鉄(株)の産業医であった田中完先生(現・神栖産業医トレーニングセンター統括指導医)がプログラム統括責任者をされていた「鹿島臨海工業地帯社会医学系専門医研修プログラム(3年)」を紹介していただき、こちらでお世話になることにしました。
プログラム3年目の2022年からは田中完先生が新たに開設された「神栖産業医トレーニングセンター」で研修を行っています。当センターが開設されたことで、これまで鉄鋼業を中心としたものから、化学工場、システムエンジニア、人材派遣業、サービス業といった経験できる業種の幅も大きく広がり、産業医としてありとあらゆる業種の知識、スキルを実地経験によって学ぶことができるようになるなど、さらに充実した研修ができるようになりました。

「社会医学系専門医」を取得後は、「日本産業衛生学会専門医」、さらに「労働衛生コンサルタント」の資格取得も目指したいと思っています。
当センターの鹿島臨海工業地帯を主な舞台にした研修は、産業医として重要な役割である有害業務への対応スキルを、ありとあらゆる業種で経験できることが大きな特徴です。さらに田中完先生を始めとした経験豊富で優れた産業医の先生方による手厚い指導など、充実した質の高い教育を提供できる産業医のトレーニング施設は全国でもここだけではないでしょうか。
また、私は現在、千葉大学で基礎研究もしており、非常勤講師として千葉大学に籍を置きながら産業医としての研鑽に励んでいます。こうした柔軟な働き方ができることも大きな魅力だと思います。少しでも産業医に興味がある方は、ぜひ一度見学に来てください。「神栖産業医トレーニングセンター」は産業医を目指す方に自信をもって強くお勧めできる場所です。

産業医

小野 嘉史

資格・認定日本麻酔科学会専門医
麻酔科標榜医

他分野からの転向でも、安心して
産業医を目指すことができます

卒後7年目まで麻酔科医として働いていましたが、産業医の道に進むため2020年に田中完先生(現・神栖産業医トレーニングセンター統括指導医)が、当時、プログラム統括責任者を務めていた「鹿島臨海工業地帯社会医学系専門医研修プログラム(3年)」に参加しました。現在はプログラム2年目であり、1年目は日本製鉄(株)で、2年目の2022年からは新たに開設された「神栖産業医トレーニングセンター」にて研鑽を積んでいます。
産業医については教科書などを読んである程度のことは分かっていましたが、実際に産業医を経験して大きなギャップを感じたことは、メンタルヘルス対応の割合が思った以上に大きなウエイトを占め、教科書で学んだだけではとても対応できない事例であふれていることでした。こうした教科書には載っていない実現場で活かすことができる対応力や知識を、経験豊富な指導医の先生方が実地経験を通していろいろと教えてくださるなど、当センターは産業医としての確かなスキルを獲得できる環境にあります。
また、私は週に一回、麻酔科医としても働いていますが、産業医として研鑽を積みながら別分野の医療も続けられる柔軟な研修体制も魅力でしょう。

研修プログラムは3年コースで、「社会医学系専門医」を取得することができ、プラス1年で「日本産業衛生学会専門医」の認定試験を受けることができます。当センターの素晴らしい研修環境をフルに活用して専門医資格の取得はもちろん、勉強できることは全て吸収していきたいと思っています。
トレーニングの場となる神栖市は、日本有数の工業集積を有するコンビナート地域です。メンタルヘルス対応だけではなく、デスクワークを主とするオフィスでは診ることができない多彩な業種の有害業務もしっかり経験できる地理的な特徴だけではなく、親切で教育熱心、経験豊富な産業医の先生方から、実際の現場で役立つ幅広い知識やスキル、考え方を吸収できるという、人に恵まれた環境も大きな特徴です。
私の場合、麻酔科医からの転向であり、さらに知らない土地に来るという2つの不安がありましたが、充実した研修環境と教育体制、人間的にも尊敬できる先生方、さらに神栖市の人たちの穏やかであたたかい人柄など、不安に思っていたことは全て杞憂でした。産業医を学ぶ施設は全国にいくつかありますが、そのなかでこの場所に来たことはすごく幸運なことだと感じています。

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